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白長須鯨 2

おやじメモより

 白長須鯨の下アゴと歯

 歯といっても、ハクジラではないので抹香鯨のような歯ではありません。いわゆるヒゲクジラのヒゲ(歯)です。
 プランクトンや子魚を濾して呑み込む為に進化した歯と言えるでしょう。下アゴだけでもこんなに大きいんですね。

 捕食は、まず口を開けると10mは開くようです。そこへ海水と一緒にプランクトンや小魚を一気に入れるのですが、この時あごの下にある畝(うね)状の皮が風船のように膨らみます。口に含んだらヒゲ(歯)とヒゲ(歯)の間から海水を吐き出します。

 オンマウスで喉が膨らみます。実際はもっと膨らんだかもしれません。

白長須鯨

 上から見るとスマートですね。

 

ヒゲクジラの捕食シーン

第三天洋丸

白長須鯨

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