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Tensaw(YTB-418)

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横須賀

おやじメモ

 なし

 メモはありませんが、船に「  .NAVE YTB41」と書いていましたので調べてみました。見かけでもおよそ米海軍であろうとは思いましたが、NAVYはアメリカ海軍を意味するUnited States Navy です。前に「.」がついているので「U.S.VAVY」と書いているはずだと思い、写真はないものかと探してみました。
 YTBは、1920年に採用されたアメリカ海軍の艦種で「
港内曳船Yard Tugs)」という意味で、B (Big)は大型、M(Medium)は中型、L(Little)小型の三種類に分類されているので、YTBは大型港内曳船ということになります。つまり、大きな船を押したり引いたりして方向を変えたり、岸壁に接岸させたりするタグボートですね。
 「」の文字を見えにくくしている怪しい黒い陰は、船首に取り付けられている衝撃や傷から船を守る為のムシロのようなカバーだと思われます。

Allamakee(YTB-410)

 とりあえず「」が「0」に見えるので410を調べてみましたが、どうやらYTB-410ではなさそうです。ハワイとミッドウエイにしか配属されていませんでした。

Tensaw(YTB-418)

 次にが8にも見えるのでYTB-418を調べてみました。

船暦
 1944年  8月  8日:米国メリーランド州のカーティス湾で、起工。
 1944年10月11日:進水
 1945年  3月  8日:Tensaw(YTB-418)として太平洋艦隊に割り当てられた。
 1945年  5月14日:太平洋艦隊の真珠湾司令部に報告。
 1945年  6月  :マリアナに配備。
 1951年  2月  7日:朝鮮戦争中のTensawは日本に再割り当てされ 、到着後横須賀海軍基地配属。
 1962年  2月  1日:Tensaw(YTB-418)は港内タグボートとして地区再指定。
 1967年  7月  :海軍活動から外れる。
 1987年  2月  1日:艦隊訓練の支援をし、処分。

 きっと418ですね。414も横須賀にいたり佐世保にいたりしてますが「?」が「4」には見えないので、おそらく418で正解でしょう。
 因に Sonnicant(YTB-416)も Topawa(YTB-419)も、日本に来てません。

 それにしてもこの写真、どうやって撮ったのだろう。
 日章丸三世から第三日新丸を撮ったように、米軍艦に乗船させてもらったのか。
 いやいや、それは無いだろう。
 だとすれば、日新丸か錦城丸から撮っているはずだが、米軍のタグボートに手伝ってもらうだろうか?

 日本が主権回復してGHQ/SCAPの占領が終わり、在日米軍になった昭和27(1952)年4月28日を過ぎていても、長浦港内では何らかの管理下だったかもしれませんね。

 昭和25年(1950年)6月25日、日本の外側で朝鮮戦争が勃発すると、日本駐留のアメリカ軍は朝鮮半島へ移動して行った。7月8日、そこでマッカーサー元帥は吉田茂首相に対し、「日本警察力の増強に関する書簡」を提示した。国内発表では「事変・暴動等に備える治安警察隊」として、75,000名の「National Police Reserve」の創設が要望されていたのだが、GHQ部内資料によるとマッカーサーがイメージしていたのは警察隊ではなく警察軍だった。アメリカが第二次大戦前にフィリピンで創設していたフィリピン警察軍(英語版) (PC)、アメリカ軍政庁統治下の南朝鮮で創設していた南朝鮮国防警備隊(現在の大韓民国陸軍)のような対反乱作戦部隊を想定していたものと考えられている。

 昭和25年(1950年)8月10日、警察予備隊令(昭和25年政令第260号)が公布された(のちの陸上自衛隊)。

 この時、旧日本陸軍兵は入隊できなかったという。あくまで軍隊ではないということか。9条も有るしね。

 それに対し、同じく敗戦後解体された日本海軍は、増加を始めた朝鮮半島からの密入国者を取り締まる為に旧陸軍より早い昭和23年(1948年)に、海上保安庁を発足させた。さらに、魚雷撤去などの技術を必要とされた為、旧海軍兵も含めて、昭和27年(1952年)、海上警備隊が誕生する。

 そして昭和29年(1954年)、保安庁が防衛庁に移行され、海上警備隊も海上自衛隊に改変された。

 

日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約

 いわゆる旧日米安保条約の事で、日本の安全を保障するためにアメリカ合衆国が関与し、米軍を日本国内に駐留させることなどを定めた二国間条約のこと。昭和26年(1951年)9月8日の日本国との平和条約の同日に署名された。これにより米軍は日本に駐留しつづけることになるが、昭和28年(1953)以降、米国が日本の領土だと認めていた竹島がとられ、昭和32年(1957年)には、同じく日本の領土だと言っていたのに、ソ連国境警備隊が貝殻島に上陸。日本は日米安保条約下にあったが、このとき米軍は一切出動しなかった。

 この旧日米安保条約は、昭和35年(1960年)の相互協力及び安全保障条約(新日米安保条約)が発効したことに伴い、失効したのでした。

 

 昭和28年(1953年)、主権回復した翌年、ようやく港が日本に戻され、横須賀市が港湾管理者となり、長浦地区には港湾事務所が置かれた。

 

現在の横須賀軍港

横須賀軍港

赤色:海上自衛隊  空撮:米軍施設

米国政府使用施設

 これは不思議です。米国政府にとって田浦港廃線跡の土地が重要なのだろうか?有事の為に取って置いてる? 引き込み線は今日も錆びてゆく。とっとと返しなさ〜い。

横須賀軍港

 大洋漁業の捕鯨母船や中積船が帰港した時に係留していた場所は、およそ箱崎町と浦郷町の間の様です。空撮写真を見てみると、上の地図上の第三日新丸の位置から長浦港の奥へ向かって一直線に係留されています。横須賀米軍施設に挟まれる位置ということになりますね。(状況により横須賀本港係留もあった様です)

 Tensaw(YTB-418)は、昭和42年(1967年)7月まで活躍していた様なので、長浦港や横須賀本港に入港する船舶(軍艦、タンカー、貨物船、捕鯨船)を着岸させたり、係留位置へ移動させたりと活躍していたのでしょう。

 おやじのカメラで撮影していることを考えると、Tensaw(YTB-418)は母船にかなり接近していて、ほぼ真下を見下ろす角度だと思われます。少なくともTensaw(YTB-418)の屋根より高い位置から撮ってますよね。これから一仕事するために母船に近づいた時か、終わった直後か、という感じですね。

 現在は横須賀海上自衛隊でも YT Yard Tugboat というタグボートが活躍しています。

参考資料 ☆ YTB​​ - ハーバー綱引き
     ☆ Allamakee(YTB-410)
     ☆ Allamakee-YTB-410
     ☆ Satago(YTB-414)
     ☆ Tensaw(YTB-418)
     ☆ USS Otokomi YTB-400

         ☆ヤードタグボート (YT、YTB、YTM、YTL)内蔵または取得した 第二次世界大戦中に

         ☆ 自衛艦隊 海上自衛隊

         ☆ 太平洋戦争史と死後の世界を考える

         ☆ 長浦港

         ☆ 横須賀海軍施設

         ☆ 北方領土問題

モラトリアム(moratorium)

ってなに?

第三日新丸と日章丸三世

昭和37年

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