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お や じ の ア ル バ ム

抹香鯨 潮吹き
おやじメモより
待機の後に巻き上げられた抹香鯨の頭を解体
色んな種類の鯨が日新丸に届き、甲板を効率よく使っていたのでしょう。


というわけで鯨の潮吹きを目撃した場合、それが陸の展望台からであっても船上であっても、目視で抹香鯨を確認するのはそれほど難しくはないでしょう。
とはいえ、1758年からどうやって調べたのかは解りませんが、面白い資料を見つけたので紹介します。
国際自然保護連合(IUCN:1948年創設)が、1758年から2013年までの間に抹香鯨が目撃された場所のデータ(http://seamap.env.duke.edu/species/180488)を地図上にまとめていました。
因に抹香鯨は絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。
さて、抹香鯨の話ですが、抹香鯨の特徴の一つに頭蓋骨が左右対称ではなく、鼻孔が中心に無いことがあげられます。
さらに特徴ある鼻先で呼吸をすると、吹かれる潮はやや斜め左の進行方向へ飛びます。ハクジラの鼻腔は一つですから、他の鯨と区別するのは、それほど難しくないようです。
捕鯨船の展望台から双眼鏡を覗きながら鯨を探している人は、潮吹きの形を見るだけで種類が解るそうです。
抹香鯨以外は真っ直ぐ上がるのですが、種類により鼻孔の形に違いがあり、それにより吹き上がった潮の形が違うよう
です。ヒゲクジラの鼻腔は二つあ
るので2方向に潮を吹き上げます。
なんだか骨が泳いでいるように見えますね^^
Ikuma Nakagawa さんの動画から抹香鯨です。潮吹きシーンをご覧下さい。
やはり「百聞は一見にしかず」ですよね。とても解り易い!
お忙しい中、この動画の許可を下さった Ikuma Nakagawa さんのホームページはこちらです↓田舎旅"イナ族”&ライフスタイル♪
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マッコウクジラ
なるほど抹香鯨が北大西洋に多く生息していたのが解りますね。オランダ、イギリス、アメリカなどが鯨を捕りまくり、20世紀に入ると大西洋からセミクジラとホッキョククジラはほぼ姿を消した。
アメリカは鯨油狙いで抹香鯨をひたすら追いかけ、19世紀中頃には太平洋でマッコウクジラとセミクジラ各5千頭、イギリス船などを合わせるとマッコウクジラ7千~1万頭を1年に捕獲していた。
そして、日本近海の抹香鯨を捕りに来たのです。
マッコウクジラのオス達は群れを作って寒流域にも活動範囲を広げているようですが、メスと子供達は暖流域から滅多に出る事は無く、子供は母親に育てられているようです。
マッコウクジラ3
白長くじらの胎児
白鯨といえば
抹香鯨の首
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