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敷設艦つがる

おやじメモ

 なし

 なぜ軍艦なんか撮ったのだろうと思い、写真を拡大してみると「つがる」と書いてありました。
 調べてみると海上自衛隊の敷設艦であることが分かりました。

船歴
 昭和28(1953)年度計画
 昭和29(1954)年12月18日 起工
 昭和30(1955)年7月19日  進水
   ″  ″  12月15日 大湊地方隊に配属
 昭和32(1957)年9月1日  横須賀地方隊に配属
 昭和36(1961)年9月1日  第二掃海隊群に配属
 昭和42(1967)年      深海用精密測深儀が装備
 昭和44(1969)年7月10日から昭和45(1970)年4月20日までの間、三菱重工業横浜造船所にて特別改造が実施

             される。機関砲を除く兵装が撤去され、新たに水中武器敷設装備が備えられた。

             この改造により艦首と艦橋を中心に艦容が大きく様変わりした。
 昭和50(1975)年      機雷艦艇から特務艦艇に変更
 昭和55(1980)年3月17日 特務艦に種別変更され、艦籍番号がAUS-7001に変更され
             る。
 平成2(1990)年3月15日  除籍。翌1991年4月から装備の撤去と加熱板装着による実
             艦標的への改造が行なわれる。
 平成4(1992)年4月    若狭湾へ回航、標的として用いられ、処分された。


 という事なので、昭和32年に撮られたと思われるこの写真は
「つがる」が横須賀

地方隊に配属された(9月1日)直後から、同年11月だったであろう第12次南氷洋捕

へ出港する前におやじの目にとまり、大発からレンズを向けたと推定します。

 おそらく現在長浦港にある「海上自衛隊自衛艦隊司令部」

前付近に「つがる」が停泊していたと思われるので、大発

で母船へ向う途中に撮ったのでしょう。


 つがる(ローマ字:JS Tsugaru, ARC-481、AUS-7001)は、海上自衛隊の敷設艦。旧海軍の巡洋艦「津軽」、敷設艦「津軽」に続き日本の艦船としては3代目。同型艦はない。本艦は海上自衛隊初の国産新造艦である。

 

 こちらは漢字の敷設艦「津軽」です。

艦歴

昭和14(1939)年07月05日 横須賀海軍工廠にて起工
昭和15(1940)年06月05日 進水
昭和16(1941)年10月22日 竣工、第4艦隊第19戦隊に編入
  ″  ″  12月   グアム攻略作戦
昭和18(1943)年02月25日 ラバウルにて爆撃により損傷
  ″  ″   08月05日 ラバウル北方で雷撃により損傷
  ″  ″   09月18日 横須賀入港、修理
  ″  ″   12月01日 第3南遣艦隊へ編入、以後シンガポール方面での輸送任務など
昭和19(1944)年01月14日 ペナン沖に機雷敷設
  ″  ″  03月   バラバック海峡に機雷敷設
  ″  ″  06月01日 スリガオ海峡に機雷敷設
  ″  ″  06月21日 サラワク泊地付近で雷撃を受け損傷
  ″  ″  06月29日 モロタイ水道にて米潜水艦「ダーター」(USS Darter, SS-227) の雷撃を受け戦没
  ″  ″  08月10日 除籍

「津軽」は水上偵察機(航空機)まで搭載していたんですね。

マースクの貨物船 日本とデンマーク

ドック (舵)

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