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鯨肉を中積船へ

おやじメモより

 静 波   肉を落とすアミ 天洋丸や幡州丸等の中積み船に赤肉を運搬する第2號艇と

       第3號艇 それに飛び回る海猫(カモメ)

 はは~、なるほど。やっと解りました。
 肉を落とすアミとは、母船日新丸から下の運搬船にアミのホースを使って直接肉を落としているのですね。

 右の写真の方が参考に成るかもしれません。

 海が穏やかとはいえ、小さな大発艇にとっては波に揺れながら、時には母船にぶつかりながら落ちてくる鯨肉を受けとっていたのでしょう。

 母船から大発艇へ肉を渡すには落とせばいいとして、大発艇から中積み船へ渡すにはどうしていたのでしょう。クレーンで釣り上げるしかなさそうですね。もしかすると大発艇の床にネットが敷かれていて、その上に肉を落とし、中積み船のクレーンで引き上げていたのかもしれません。

 しかし、左写真の肉の量を考えると、大発による運搬には相当の時間がかかりそうですね。

 また、この作業を見守っているキャッチャーボートが、なんともいい感じに写ってます。

天洋丸と播州丸

第八関丸の大量

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